マスターブートレコードにはOSの起動するための情報が収められています。通常ここが壊れる事はあまりないのですが例えばLinuxなどをデュアルブートなどでインストールする場合に誤って上書きされてしまったりします。最悪の場合はOSの起動が出来ず途方に暮れる事もありますがMBRの修復が行えればあっけなく元に戻ります。 Windows 98/Me- 起動ディスクをセットしパソコンの電源を入れます(MS-DOSモードで起動します)。
- プロンプト(A:\>)に「fdisk /mbr」と入力し、「Enter」キーを押します。
- 再びプロンプトが表示されたら修復は完了です、再起動させてください。
Windows 2000/XP- BIOS画面を開きCD・DVDからの起動に設定します。
- WindowsのシステムCD-ROMを入れ再起動させます。
- セットアップへようこその文字が出たら画面の表示に従って「R」キー「修復ステップ」を選択します。
- 「半角/全角」キーを押して「Yes」、「Enter」 で「Windows 2000(XP) 修復オプション」表示させます。
- 「C」キーを押して「回復コンソール」を起動させます。
- 「1」キーを押して「Enter」です。
- 「Administratorのパスワードを入力して下さい」と表示されたら(パスワードの設定をしている場合)パスワードを入力して 「Enter」です。
- プロンプトに「fixboot」と入力して「Enter」キー 、「fixboot」のあとに「fixmbr」と入力します。
- 「新しいブートでセクタは正しく書き込まれました」と表示されますので「exit」と入力します。Windowsが起動します。
WindowsXP Boot.ini の修復WindowsXPの起動時に 「コンピュータディスクハードウェア構成の問題のため、Windows を起動できませんでした」と表示される場合は「Boot.ini」ファイルが破損している可能性あります。単にboot.iniが壊れただけであれば下記の方法で修復する事が出来ます。ただしHDD等のデータが壊れている場合もあるので必ず修復出来るとは限りません。 - Windows2000/XPのMBR修復の9までを行います。
- 「bootcfg /rebuild」と入力し「Enter」キーを押します。
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